肺胞気動脈血酸素分圧較差とは・・・
肺胞動脈血酸素分圧較差(はいほうどうみゃくけつさんそぶんあつこうさ、A-aDo2)とは、肺胞気酸素分圧(PAO2)と動脈血酸素分圧(PAO2)の差である。肺胞レベルのガス交換障害を判定する際に用いられる数値で、動脈血液ガス分析で測定する。正常値は5~15(年齢によって異なる)。肺疾患によってガス交換に異常をきたすと較差が開大し、数値が増加する。
引用参考文献
1)医療情報科学研究所編.小林弘祐監.呼吸生理.病気がみえるvol.4 呼吸器.第2版,メディックメディア,2015,30-31.(ISBN9784896324617)