最終更新日 2019/09/30

動脈血酸素分圧

動脈血酸素分圧とは・・・

動脈血酸素分圧(どうみゃくけつさんそぶんあつ/PaO2)とは、動脈血中の酸素分圧のことである。動脈血ガス分析で測定する。単位はTorr(mmHg)で、基準値は80~100Torr。60Torr以下になると呼吸不全の状態であり、わずかなPaO2の低下で急速に酸素飽和度が低下する。
PaO2が低下する主な原因は、肺胞換気量の減少、肺胞でのガス交換障害の2つに大別される。

 

引用参考文献
1)系統看護学講座 成人看護学2 呼吸器.第14版,医学書院,2016,p395.(ISBN9784260019910)

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