最終更新日 2019/09/30

硬膜外麻酔

硬膜外麻酔とは・・・

硬膜外麻酔(こうまくがいますい、epidural anesthesia)とは、局所麻酔の一つである。エピドラ、エピともいう。

 

背骨を覆う硬膜に細いカテーテルを挿入し、そこから局所麻酔薬を注入する。注入された薬剤が硬膜下腔に達すると知覚神経を遮断することができる。これによって、強力な鎮痛を可能にすることができる。

 

呼吸器や腹部の手術などで、全身麻酔と硬膜外麻酔を併用することで、術後も留置した管を通じて局所麻酔薬を持続的に注入することができる利点もある。

 

引用参考文献
1)“麻酔(全身麻酔・硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔)を受けられる方へ”.京都市立病院.
2)重松次郎昌幸“病気のはなし 硬膜外麻酔について”.関東中央病院.
3)浅野浩一郎ほか.系統看護学講座 専門分野Ⅱ 成人看護学[2] 呼吸器.第14版,医学書院,2015,408p.(ISBN9784260019910)

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