マーゲンチューブとは・・・
マーゲンチューブ(まーげんちゅーぶ)とは、胃管、胃チューブ、胃ゾンデ、マーゲンゾンデ、NGチューブなどともいい、医療現場ではMチューブやMaチューブと記入する。
鼻から胃内に挿入するチューブで、材質にはシリコンが使われることが多い。ICUで強制換気中など意識がない患者には、口から挿入することも多い。
手術前に挿入し、手術中または手術後に胃液等の胃内容物を体外に排出して胃内減圧を図ったり、腸閉塞患者に対する治療を目的とした減圧に用いる。また、経管栄養のために使用される場合もある。成人の場合、チューブを体内に55cm~65cmほど挿入する。
ちなみに、マーゲンとはドイツ語で胃のことである。