最終更新日 2019/10/24

非対称性緊張性頸反射

非対称性緊張性頸反射とは・・・

非対称性緊張性頸反射(ひたいしょうせいきんちょうせいけいはんしゃ、Asymmetrical Tonic Neck Reflex;ATNR)とは、新生児にみられる原始姿勢反射(原始反射)の1つである。

 

乳児を仰向けに寝かせ、首を一方に向けると顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応である(例:首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。

 

大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる反応である。

執筆: 永澤成人

東京慈恵会医科大学医学部 看護学科老年看護学助教

SNSシェア

用語辞典トップへ