5Pとは・・・
5Pとは、急性動脈閉塞時によく認められる5つの徴候のことである。
以下の頭文字を取っている。
・急性に発症し進行する患肢の疼痛(pain)
・知覚鈍麻 (paresthesia)
・蒼白(pallor/paleness)
・脈拍消失(pulselessness)
・運動麻痺(paralysis/paresis)
また、これに虚脱(prostration)を加えて“6P”とする場合もある。
また、ショック時によく認められる5つの徴候も「5P」と表現され、上記とは異なる。
ショックの「5P」は、以下を指す。
・顔面蒼白(Pallor)
・虚脱(Prostration)
・冷汗(Perspiration)
・呼吸不全(Pulmonary insufficiency)
・脈拍触知不能(Pulseless)
引用参考文献
1)日本循環器学会ほか.末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン(2015 年改訂版).
2)日本産婦人科学会.“ショック”.