自己効力感とは・・・
自己効力感(じここうりょくかん、self-efficacy)とは、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。認知は考えていることに自分自身が気付いて認識することを意味する。1977年にカナダ人心理学者のアルバート・バンデューラ(Albert Bandura)によって提唱された。
自己効力感を生み出す要因は大きく分けて以下の4つが挙げられる。
成功体験
自分で何かを達成したり、成功したりした体験を指し、「できていること」「やれていること」を認識する。自己効力感を得る上で主要な要素である。
代理経験
他者の成功や経験を観察する。
言語的説得
自分に能力があることを繰り返し説得される。
情緒的喚起
自分の感情をコントロールして不安や恐怖から開放する。