最終更新日 2019/10/08

アセチルコリンエステラーゼ

アセチルコリンエステラーゼとは・・・

アセチルコリンエステラーゼ(あせちるこりんえすてらーぜ、acetylcholinesterase)とは、アセチルコリンを分解する酵素である。

 

シナプス間隙に放出されたアセチルコリンは、アセチルコリンエステラーゼによって、ただちにコリンと酢酸に分解される。そのうち、コリンは神経終末に再度取り込まれ、アセチルコリン合成のため再利用される。

 

アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害するとアセチルコリンがシナプス間隙に残り、それによってアセチルコリンの作用が増強する。

 

引用参考文献
1)三澤 日出巳.“アセチルコリン”.脳科学辞典.

執筆: 石田 光

元 神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター

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