アポクリン化生とは・・・
アポクリン化生(あぽくりんかせい)とは、乳腺組織の細胞がアポクリン腺細胞に似た変化をすることである。乳腺症を構成する部分像で、線維症や嚢胞に伴ってみられることが多いが、ほとんどの場合良性である。ただし、アポクリン化生の中で異型を示す場合は、アポクリン癌など悪性の可能性がある。
引用参考文献
1)医療情報科学研究所編.福富隆志監.乳腺症.病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外来.第3版,メディックメディア,2015,274.(ISBN9784896324624)
2)秋山太ほか.乳腺症と乳癌の関係は?.Nyugan.info.大鵬薬品.