無菌室とは・・・
無菌室(むきんしつ)とは、国際的な規格により空気清浄度を定められた病室である。バイオクリーンルームとも呼ばれる。
血液疾患、感染病などで抵抗力が落ちている患者が、ウイルスなどによる空気感染を防ぐために使用する。手術室や治療室の場合の清浄度は、1フィート立方中(28.3リットル)に0.5ミクロン以上の塵埃が1,000~100,000個と定められている。数値が少ないほど、空気清浄度が高いことを示す。
空調以外にも、病室の扉を解放したままにせずなるべく外気を入れない、面会者の髪の毛などによる菌を清掃する、などの原則がある。