最終更新日 2019/07/04

アテローム

アテロームとは・・・

アテローム(あてろーむ、atheroma)とは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことである。プラーク、粥腫ともいう。マクロファージ脂質カルシウム、結合組織などが構成成分となる。

 

沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こす1)(図1)。

 

アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥る。

 

図1アテローム硬化の起こり方

アテローム硬化の起こり方のイラスト

 

引用参考文献
1)日本医師会.動脈硬化(動脈硬化症).

執筆: 小森大輝

順天堂大学大学院医学研究科 総合診療科学大学院生

SNSシェア

用語辞典トップへ