入院基本料とは・・・
入院基本料(にゅういんきほんりょう)とは、病院が患者に提供する入院医療サービスへの基本的な対価のことである。診療報酬の項目として2000年(平成12年)度の改定時から設けられたもので、従来の入院時医学管理料(医学的管理に関する評価、ドクターフィー)、看護料(看護師等の人数に応じた評価。看護配置基準)、室料・入院環境料(療養環境の提供に関する評価。ホテルコスト)を統合・一本化したものである。
具体的な診療報酬額(日額点数)は、看護要員の勤務時間数、月平均1日当たり看護配置数、看護職員中の看護師の比率などに応じて左右される。さらに、当該病棟の機能を適切に評価するため、各種の入院基本料等加算が上乗せされる。