気管支肺胞洗浄とは・・・
気管支肺胞洗浄(きかんしはいほうせんじょう)とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL(Bronchoalveolar Lavage)とも呼ばれる。
方法
気管支鏡と呼ばれる低侵襲の細い肺カメラを使用する。気管支内に20~100ml程度の生理食塩水を注入し、回収した液を検査する。
用途
主にびまん性肺疾患(肺全体に広がる病気の総称)の診断に用いられる。びまん性肺疾患には感染症・腫瘍・炎症など幅広い疾患が含まれ、その症状もさまざまである。
引用参考文献
1)気管支肺胞洗浄.日本救急医学会.