インターンシップや病院見学会に参加した後は「お礼状(お礼メール)」を出すとよいでしょう。看護学生向けのお礼状の書き方・マナーを例文付きで紹介します。
お礼状は必ず出すもの?
インターンシップや病院見学のお礼状って必ず出すものなの?と迷う方もいるかもしれませんが、「出すほうがよい」でしょう。
お礼状は、時間を割いて案内・説明をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えるもの。絶対に出さなければNGというわけではありませんが、採用担当者に良い印象を残す上でも、お礼状は出すのが基本です。
ただ「参加後アンケートの回答」で代替できたり、病院からのメールに「お礼状は不要です」とある場合は無理に出さなくても大丈夫です。
例文・メールのお礼状
インターンシップや病院見学会は、参加申し込みなどの病院側とのやりとりをメールで行うことも多いでしょう。その場合、お礼状もメールで大丈夫です。
1件名は「参加のお礼」と「学校・名前」
2宛名は正式名称で
3本文の書き出しは「~と申します」
4具体的な感想を2~3文で
5結びのあいさつ
6署名と連絡先まで丁寧に
例文・手紙のお礼状
それまでメールでのやり取りがない場合や、担当者のメールアドレスがわからない場合は手紙でお礼状を送ります。また、特に丁寧な印象を残したいなどの場合、あえて手紙を選択するのもよいかもしれません。
1「拝啓」と「時候のあいさつ」で始める
2本文の書き出しは「~と申します」
3具体的な感想を2~3文で
4結びのあいさつ
5宛名と差出人
便箋や封筒のマナーなどは次の記事も参考にしてみてください。
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お礼状を出すときの注意点
せっかくお礼状を出すなら好感度がアップするような出し方にしたいですよね。次のような点に気をつけましょう。
お礼状は当日か翌日までに出す
お礼状はできるだけ早く送ることが大切。メールであれば当日中に、手紙であれば翌日中に出すのが理想です。3~5営業日以内には届くようにしましょう。
遅くなるくらいならメールで送る
メールよりも手紙のほうが、より丁寧さや志望度の高さが伝わります。しかし、手紙の準備に手間取って1週間以上もかかってしまっては本末転倒。無理せず、メールで早く送りましょう。
感想は自分の言葉で
あいさつなどは定型文を使用してOKですが、感想は自分の言葉でしっかり伝えたいもの。表面的な感謝ではなく、前向きな熱意が伝わります。参加中、素敵だなと思ったこと、勉強になったことなどはメモしておくとよいですね。
執筆者プロフィール
看護roo!編集部
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更新日:2024/12/17