坐薬を素手で持ってはいけないのはなぜ?|直腸内与薬
【大好評】看護roo!オンラインセミナー
『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は坐薬に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
坐薬を素手で持ってはいけないのはなぜ?
坐薬は体温で溶けるように製剤されているため、直接素手で持つと挿入前に変形してしまう可能性があるからです。
坐薬の尖っていないほうをガーゼで持つようにします。
なお、坐薬を室温で保存すると溶解して変形・変質する危険性があるため、冷蔵庫あるいは冷暗所に保管します。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版