皮膚面に対して15~20度で刺入するのはなぜ?|静脈内注射
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『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は刺入する際の角度に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
皮膚面に対して15~20度で刺入するのはなぜ?
15~20度と小さな角度で刺入するのは、静脈の走行に沿って平行に刺入することで、血管を突き抜く危険性を減らすためです。
大きな角度で刺入すると、わずかな誤差で血管を突き抜けやすくなってしまいます。
刺入する静脈より約1cm末梢の皮膚に、針先のカット面を上に向けて刺入します。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版