駆血帯を腕に2分以上巻いてはいけないのはなぜ?|採血

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は駆血帯に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

駆血帯を腕に2分以上巻いてはいけないのはなぜ?

2分以上緊縛しているとうっ血している状態が長くなり、血液組成に変化が生じる危険性があるからです。

 

採血が長引くような場合は、一度駆血帯を外し、30秒ほど待ってから再び緊縛して採血を続けるようにします。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護ケアトップへ