呼吸リハビリテーションの目的は?
『人工呼吸ケアのすべてがわかる本』(照林社)より転載、Web掲載にあたり一部改変。
内容は書籍刊行当時のもの。
今回は「呼吸リハビリテーションの目的」に関するQ&Aです。
小松由佳
杏林大学医学部付属病院看護部
呼吸リハビリテーションの目的は?
呼吸リハビリテーションは、呼吸障害の予防と改善、日常生活行動(ADL)の維持・獲得を目的として行います。
呼吸リハビリテーションの目的
呼吸リハビリテーションの主たる目的は、いかなる病期においても次の2つである。
- ①呼吸障害の予防と改善
- ②ADL(日常生活行動)*の維持・獲得
いかなる呼吸障害を生じていたとしても、病期・病態に応じたリハビリテーションを実施して、日常生活を取り戻すことをめざす。
- ADL(activities of daily living):日常生活行動
[文献]
本記事は株式会社照林社の提供により掲載しています。
[出典] 『新・人工呼吸ケアのすべてがわかる本』 (編集)道又元裕/2016年1月刊行/ 照林社