かけ湯をしてから浴槽に入るのはなぜ?|入浴援助
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『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は入浴援助時のかけ湯に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
かけ湯をしてから浴槽に入るのはなぜ?
かけ湯をすることで体を徐々に温め、初期血圧上昇を抑えるためです。
まず足に湯をかけ、適温かどうかの確認をします。片麻痺がある場合は、麻痺側の感覚が鈍くなっているので、健側に湯をかけるようにします。
次いで、末梢から中枢に向けて順にかけ湯を行い、体がやや温まったところで浴槽に入ります。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版