第100回改変 午前22問

解答・解説

1.　難　聴

難聴は業務上疾病では物理的因子による疾病で、騒音によって起こる。

2.　じん肺

じん肺は粉じんを吸入することによって起こる。

3.　熱中症

熱中症は業務上疾病では物理的因子による疾病で、高温多湿の状況で起こる。

4.　振動障害

振動障害は業務上疾病では作業態様に起因する疾病で、手指などの末梢循環障害・末梢神経障害・骨や関節系の運動器障害の3つを総称している。振動工具の使用などによって起こる。

5.　視力障害

情報機器作業に関連する障害として、頸肩腕症候群・視力障害・眼精疲労などがある。業務上疾病では作業態様に起因する疾病に分類される。予防として、1時間に15～20分の休止時間をとる、作業環境を整備するなどが必要である。

近年、情報機器作業の問題が出題されていなかったが第111回午後問題3で出題された。なお、令和元年（2019年）に「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が発出されている。