状況設定問題(186問) 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

第102回 午後106問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(85歳、男性)は、妻と2人で暮らしていたが、自宅で意識を消失して緊急入院した。検査の結果、右中大脳動脈領域の脳梗塞と診断された。意識は回復したが左片麻痺があり、発症後3日からベッド上での関節可動域訓練(ROM訓練)が開始された。

問題1
発症後8日。Aさんは「ご飯が食べたい」と話した。左口角から流涎があるが、唾液は飲み込めている。日中、うとうとしていることもある。

Aさんへの嚥下機能の間接訓練で適切なのはどれか。
  • 1. 義歯を外して行う。
  • 2. ROM訓練の後に行う。
  • 3. 疲労状態を確認しながら行う。
  • 4. 覚醒が悪い日は訓練を中止する。
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