状況設定問題(144問) 療養の場に応じた地域・在宅看護

第103回 午前115問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(58歳、男性)は、3年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部の癌性疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院していた。Aさんは「自宅で療養したい。痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない」と在宅療養を希望した。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、食事は食べたいものを少量ずつ食べているが、摂取量が減少している。Aさんの家族は56歳の妻と他県で仕事をしている長女である。

問題1
Aさんは退院後、訪問診療と訪問看護を利用することになった。

訪問看護師が、Aさんと家族に説明する内容で適切なのはどれか。
  • 1. 「お風呂に入るのはやめましょう」
  • 2. 「自宅ではベッド上で安静にしてください」
  • 3. 「ストーマのパウチの交換をお手伝いします」
  • 4. 「ストーマがあるので副作用の便秘は心配ありません」
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精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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