状況設定問題(183問) 特別な状況下の子どもと家族への看護

第111回 午後120問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aちゃん(6か月、女児)は両親と3人暮らし。母親と小児科外来に来院した。母親は「Aは昨日高さ30cmのソファから転落して泣いていました。今朝になっても痛いのか右手を動かさないので受診しました」と看護師に話した。看護師が身体計測のためAちゃんの服を脱がせると、顔面、頭部と体幹に最近できた紫斑と、生じてから時間が経った紫斑が複数あった。さらに、両足に多数の円形の熱傷痕があった。Aちゃんは身長66.5cm(50パーセンタイル)、体重6.0kg(3パーセンタイル未満)であった。母親は看護師に「Aは毎晩夜泣きをするし、夫もAにはイライラさせられています」と話した。看護師は虐待の可能性があると考えて対応することとし、母子分離を図ることとなった。

問題1
このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
  • 1. 虐待にあたることを伝える。
  • 2. 乳児期に起こりやすい事故について説明する。
  • 3. 児童相談所に通告することへの母親の同意を得る。
  • 4. プライバシーを保護できる個室で話を聞くと伝える。
  • 5. 母親の代わりに父親がAちゃんに面会できると伝える。
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