尊敬と思慕と…ママナースの告白|マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌(151)

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もも子、一世一代の…!

 

看護師もも子に呼ばれた医者のモジャ。真剣な目でこちらを見つめるもも子を前に、(真剣な目で見つめられると、僕は困っちゃう。だって僕は、僕は…)と胸が高鳴りました。

もも子は、「先生…私…。先生とお付き合いしたいんです。人として…尊敬できて、ついていきたいと思う人に初めて会えました。告白も初めてです…!!先生 私 バツイチで子どももいるんですが…先生はその…私のこと…。」と言葉をきると

「恋愛対象として…見ることはできますか?」と告白しました。2人の間にはしばらく沈黙が続きました。

しばらく考えたモジャは、「ごめん。なんかもも子さんとは気の合う友人でいる方がいい気がする…。せっかく 僕みたいな人に告白までしてくれたのに応えられなくてごめん
。でも…正直な気持ち言うと…もも子さんといる未来が思い浮かばないというか…」と答えました。

続けて、「もも子さんがバツイチだからとか…子どもがいるからとかじゃなくて…。先のことが楽しくイメージできないんだ……。」と言うモジャ。もも子が、「え…でも未来って作り上げていくものなのでは…。」と質問すると、「うーん。でもワクワクがないって言うか…。恋愛って楽しい部分あるでしょ?」」とモジャは答えました。

そして、「もも子さんといて感じたことはないんだ。そういう気持ち。」ときっぱり言うのでした。モジャの気持ちを聞いたもも子は、「あ…そうなんですね…ハハハ…。ざ…残念…ハハハ。」と取り繕うように愛想笑いをしていました。

(これは…フラれたのでしょうか?フラれたんですよね…)と察したもも子は、しばらく黙ったのちに、「…………あの…今日は…お忙しいのにわざわざありがとうございます…ごめんなさい変なこと言って。」と謝りました。

モジャは前を向いたまま、「僕こそ気持ちに応えることができずにごめん…でも もも子さんの幸せを願ってる。」と伝えました。泣きたい気持ちをガマンしながら、「私も…先生の幸せを願ってます。」と声を振り絞って返事をするもも子なのでした。

 

 

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【著者プロフィール】

広田奈都美(ひろた・なつみ) HP

漫画家・看護師。某地方総合病院にて勤務後、漫画家としてデビュー。著書は「僕達のアンナ」(集英社)、「お兄ちゃんがコンプレックス」、「ママの味・芝田里枝の魔法のおかわりレシピ」(秋田書店)他。

 

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ブランク16年の私が看護師に復帰した話

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モンスター患者~みんなが困り果てた金田さんのこと~

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