最高の彼氏のはずなのに…|マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌(118)

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松本さん、すっかり心が迷子。

 

ある日の休憩中、もも子は同僚の松本さんに「ねーもも子、頼みがあるんだけど…。彼氏に会ってもらいたい。」と急に頼まれました。

「なんか優しすぎて怖い。」という松本に、もも子は、「よりによって見極め人に私を選ぶあたり…相当行き詰まってる。てか人選ミスでしょ!」と自虐的に言いました。さらに、「毎日連絡くるし、週末は必ず会うしー、デートはおごりだし。」という松本さんに「メール見せて!!」と詰め寄りました。

当然のように拒む松本さんに、「ちなみに例のクズ夫のメールはこれね。」と自分と旦那との冷ややかなメールのやりとりを見せると、松本さんもしぶしぶメールを見せてくれました。彼からのメール文には、ハートがたくさん。もも子は、「ハートばっかり。おっさんくさい…。」と冗談でつぶやきました。

見せたことを後悔している松本さんを、「幸せでいいなぁ。悩みが純粋で…。きっといい人だよ。松本っちゃんが選んだ人だったら。」と励ますと、「私に構わず幸せにおなりハート」とメールを送って早速松本さんをいじり始めました。

気持ちのはれない松本さんは、『もも子は平和主義だからなー。こういう時バシッと言ってくれんのは…。』と考え、くるみに相談することにしました。しかし、くるみには「そんなことしたらその男は私のこと好きになりますよ。」ときっぱり断られてしまいました。

「……自分の付き合ってる空いてのことが信用できないって、それってその彼氏さんが聞いたらショックでしょうね。彼のどこが好きなんですか?」といたいところをつかれ、松本さんはドキッとしました。『どこって…会うと楽しくて、気が利いてるし…優しいし…紳士だし…。でもじゃあなんでこんな人がバツイチなのと思っちゃう…。』と思いのたけを正直に伝えました。

くるみは、先輩ということも忘れて、「それをそのまま聞け!」と言ってしまいました。そしてうじうじしている松本さんを見て、『まったく悠長だわ…私なんか人生そのものの問題突き付けられて悩んでるのに…』とモジャ先生に『君が居社になればいいじゃん』と言われたのを思い出しました。

「本気で医者になりたいなら、26は若い。そんなに医者に執着するなら、自分がなればいいし、そもそも結婚してステータスあげようってさもしくない?」とズバズバ言われ、くるみは何も言えなくなりました。さらに「人生しくじってるやつって自分に嘘ついてるやつが多い。君も自分の気持ちに正直に向き合うんだね。」と追い打ちをかけられるくるみなのでした。

 

 

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【著者プロフィール】

広田奈都美(ひろた・なつみ) HP

漫画家・看護師。某地方総合病院にて勤務後、漫画家としてデビュー。著書は「僕達のアンナ」(集英社)、「お兄ちゃんがコンプレックス」、「ママの味・芝田里枝の魔法のおかわりレシピ」(秋田書店)他。

 

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