夢は医者と結婚!?猛禽ナース現る!|マンガ・ママナースもも子の今日もバタバタ日誌(40)

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旦那が仕事を辞めたため、フルタイムで働くことになったもも子。そこへ新たに研修医がやってきて…

先日、もも子の夫がついに会社を辞めてきた…。これにて我が家の大黒柱がもも子ということに。とはいえ夫は、失業手当の手続きにハローワークに行ったり、応募書類の準備、そして面接と忙しく…実質、家事育児はもも子がしています。

あるとき「もも子さんの旦那さんって今お仕事されてないんでしょう?それでこれからフルタイムになるって…」と後輩から言われ、なぜ知っているのかと驚くもも子。ママナースいじめを告発され異動になった浜田師長が嬉しそうに言い回っていたことを知りました。そんな様子をみて、後輩のくるみは「なんか結婚って大変ですねー。私の周りで結婚して幸せそうな人っていないんですよねー。だから結婚に希望もてなくて。」と言い残してその場を離れました。

同僚の松本さんが、「よく言うー。あの子イ者という医者に色目使ってるくせに。本当は医者と結婚すんのが夢らしいわよ。結婚をチラつかせないのがドクターと付き合うコツなんだってさ。」と言うのを聞き、もも子は「でた!医者と結婚したいナース!!」と驚くと同時に、『でも確かに外来ナースの水島くるみは、かわいくてドクターにも人気なんだよね。』と思いました。

くるみは、部長クラスから、はては研修医にまで、露骨に可愛がられている猛者だが、尾田さんには嫌われている。でももも子は、そんなことどうでもいいと思います。最近の心配ごとと言ったら、『冷蔵庫に牛乳あったかなー』とか『かず君いい子にしてるかなー』とか『あとは旦那の無職…』そんなことでもも子の頭はいっぱいです。

小児科に新しい研修医の草壁先生という男性がきました。もも子は、「イケメンだねー」という同僚の言葉にもピンとこず、夕飯の事を考えていると「あんた生活に疲れて男見る目衰えてるよ!!ご覧!くるみを!」と怒られてしまいました。言われるがまま見ると、そこには完全に草壁先生に入れ込んでる目を向けたくるみの姿があったのでした。

全く関係ないと思っていたこの2人が、もも子を勝手に巻き込んでもめにもめて、大変なことになるとは、この時は思いもしないもも子なのでした。

 

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【著者プロフィール】

広田奈都美(ひろた・なつみ) HP

漫画家・看護師。某地方総合病院にて勤務後、漫画家としてデビュー。著書は「僕達のアンナ」(集英社)、「お兄ちゃんがコンプレックス」、「ママの味・芝田里枝の魔法のおかわりレシピ」(秋田書店)他。

 

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