ナースコールが多い人の特徴|マンガ・病院珍百景

ナースコールがないのは、平穏な証拠…とは限りません。

 

ナースコールが多い人の特徴

あるとき、ナースステーションでナースコールが鳴りました。

ナースコールを押したのは、入院中の松井さんという名前の患者さん。向かった看護師さんが「どうされました?」と伺うと「ティッシュが落ちちゃったんだ」と松井さんは、お困りのご様子。

看護師さんは、落ちてしまったティッシュを置いて「他に何かあります?」と聞くと、松井さんは、「大丈夫!」と安心したようでした。

看護師さんがナースステーションに戻ると、またナースコールが鳴りました。相手は、さっき伺ったばかりの松井さん。「え~今行ったばかりですよー!?」

さっきと同じ看護師が向かうと、「カーテンをしめて!」と松井さん。看護師さんは、『さっき言ってよ~…』と思いながら対応します。松井さんはナースコールが多いのです…

そんなある日、ナースコールが静かで、松井さんからのナースコールもありませんでした。

気になって松井さんの部屋へ向かうと、松井さんは39度の発熱。『こういう時こそコールしてよ~…!』と焦りましたが、実は、ナースコールの多い人って急に少なくなるのは、ある種のサインだったりするのです。

 


【著者】とげとげ。

 元看護師のイラストレーター。有名女性誌などで幅広く活躍しながら、2児の母としても絶賛奮闘中。

子育てエッセイマンガブログ『ママまっしぐら!』

http://www.togetoge.net/

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