社会保険大牟田天領病院
実習時の印象通りだった、チームワーク・人間関係の良さ!
職種
:正看護師
名前
:Y
出身学校
:有明高等学校
卒業年
:2021
配属先科目
:該当なし
掲載日:
大牟田天領病院を選んだ理由は?
私が小学生くらいの時に祖父がこちらに入院していてお見舞いに来たことがありました。その時の看護師さんの姿を見て「かっこいいなぁ」と思ったのが、私が看護師を目指すきっかけになった原点です。
有明高等学校在学中に実習に来て、改めて実際に働く先輩方を見て「ここで働きたい」と決心しました。大牟田天領病院の看護師はとても優しかった印象があり、就職してからも働きやすそうだなと感じました。師長さんと看護師の皆さんの距離が近く、気軽に話し合いながら仕事を進める様子から、人間関係良く皆が協力し合えるチームワークの良さを垣間見ることができました。看護学校の友人に「天領病院に就職しようと思う」と伝えると、皆が「あそこは働きやすそうだったよね」と言うくらいに学生の共通認識としてありました。
新人看護師1年目で苦労したことは、どんなことですか?
コロナの影響で、本来は半年間ある病院での臨地実習が3日間しか行えませんでした。患者さんとの関わりも少ないまま不安な状態で勤務スタートとなりました。配属された呼吸器病棟ではコロナ患者さんの対応や肺炎の患者さんの対応に追われ、始めの頃は「現場は忙しいけど、私は何もできない」という焦りの気持ちがありました。
入職後3ヶ月目くらいの時に、初めて急変患者の処置にあたった時のことです。それまで元気だった患者さんが急変されて亡くなられる場面を目の当たりにしました。本来はご家族のケアをしなければいけないところ、ご家族と一緒に悲しい気持ちが抑えられず、自分のことで精一杯になってしまっていました。
学校では亡くなられた患者さんに対するケアは勉強していましたが、亡くなられた患者さんのご家族の心のケアまで深く考えることができていませんでした。
困った時に、周りの先輩や上司はどんな風にサポートしてくれましたか?
師長さん、主任さん、先輩方が話を聞いてくれて「どうすれば良かったか?」を一緒に考えてくださいました。振り返ることで『1番悲しいのはご家族であり、自分が悲しむ場面ではない』『ご家族をサポートするのが看護師の役割である』ということを改めて自分で考えるきっかけとなりました。それから“看護師としての自覚”を持って仕事に臨むように少し変われたと思います。
入職1年目の卒後教育について教えてください。
大牟田天領病院の新人看護師は、入職して最初の約2週間をかけて現場で最低限必要な知識・技術を学び直す集合研修を行います。輸血や褥瘡予防、採血やルート確保といった基礎技術を現場配属前に先輩方の腕を借りてトレーニングを行います。実際に『今から輸血するよ』といった場面では、研修時に作ったファイルを見て手順や注意点を振り返りながら実践することができました。先生の指示などをファイルに書き込んでいき、今でも活用しています。
配属後も月に1回集合研修があり、同期で集まる機会があります。みんなの顔を見るとやっぱり安心というかホッとします。研修後に話しながら一緒に帰ったりできるのも楽しみの1つでした。
8月頃には7~10日程かけてほとんどの部署での勤務を経験するローテーション研修があります。手術室や訪問看護・外来・腎センター・地域医療連携室などでの勤務を通して、自分がいる病棟とのつながりを知ることができ、申し送りや観察に求められる「チーム連携」を学ぶことができます。
学生におすすめする当院の魅力
1つ目は、身近に尊敬できる先輩がいることです。私の病棟には、患者さんからよく名前が挙がる先輩看護師がいらっしゃいます。私が新人ということで、患者さんから「◯◯さんをお手本にしたら良い看護師になれるよ」と言われたことがあります。その先輩を見ていると、急性期という忙しい現場でありながらも効率的に動くことで早く業務を済ませ、患者さんのケアに充てる時間を作っていらっしゃいます。見習いたいお手本が身近にいることで、非常に学びのある環境だと感じています。
2つ目は、職員間のチームワーク・人間関係の良さです。病棟内の看護師同士はもちろん、他の部署・職種の方とも垣根なく円滑なコミュニケーションが取れていることは当院の魅力だと感じます。入院患者さんを検査にお連れした時に検査技師の方から「最近見かけなかったけど、元気だった?」と声をかけられたり、薬剤師の方からは「何か分からないことない?」と病棟で声をかけてくださったり。人間関係の良さは当院の魅力だと思います。
社会保険大牟田天領病院
病床数:389
二次救急
急性期
回復期
奨学金制度あり
先輩情報あり