在宅での熱中症予防|ロリータナース・青木美沙子の訪問看護師日記【5】

こんにちは。ロリータモデル・訪問看護師の青木美沙子です。

暑い日が続いていますね!

この時期になると、私も看護学生時代の国試前の夏休みは大学の図書館で勉強したり、国試対策の塾に通ったりしていたのを思い出します。

看護学生の皆様、暑さに負けず頑張ってくださいね!!!

 

『家の中なのに熱中症』の理由

夏の訪問看護は、暑さとの闘いです。

前回は私自身のことを書きましたが、今回は在宅の利用者さんのこと。

 

お宅に伺うと、窓を閉め切ってクーラーもつけずに過ごしている方が結構います。

お宅の中で熱中症に罹ってしまった…という話は、ニュースでもたまに見かけますが、毎日訪問していると(あと一歩の状況も含めて)かなり多い割合で遭遇します。

 

なぜ暑い室内でも換気やクーラーを使用しないのかというと、『習慣がない』『クーラーはよくない、という思い込み』という理由が多いように思います。

 

ご高齢の方の中にはクーラーに慣れておらず、「クーラーをつけていると風邪を引いてしまう」と思いこんでいる方も多くいらっしゃいます。

いわゆる『老々介護』をされているご家族の場合、皆さんがその意識のもとで生活されているので、暑くても我慢するのが普通だと思ってしまうんですね。

在宅での熱中症予防|ロリータナース・青木美沙子の訪問看護師日記【5】|看護師専用Webマガジン【ステキナース研究所】

お宅の環境を指導し整えるのも大切な仕事

そのようなお宅に訪問して、私がまず最初に行うのは、ナースバックについている室温計をチェックして、窓を開けること。

その上で換気やクーラーをオススメするなど、室温環境を整えるアドバイスをしています。

 

病院にいると空調がしっかりしており、適温の環境で療養できるのが当たり前ですが、在宅ではそうはいきません。
そのお宅の考え方のもとで室温調整されているので、それが適切でない場合も多々あるのです。

 

療養の前提条件としての室温環境を整えるのも、訪問看護師にとっては大事な『療養上のお世話』です。

 

今月のTopics♪ロリータ in Paris!

ロリータモデルのお仕事では、パリに行ってきました。エッフェル塔や凱旋門などおしゃれな場所ばかりで素敵でした。

フランスでもロリータファッションは大人気なんです!

ロリータファッションはもともと、ロココ調のお洋服を日本風にアレンジしたもの。フランスの街並みとの相性バッチリでした。

ロリータモデルのお仕事でパリに行ってきました!|ロリータナース・青木美沙子の訪問看護師日記【5】|看護師専用Webマガジン【ステキナース研究所】

 

 


【青木美沙子】訪問看護師・モデル。大学病院にて数年勤務後、訪問看護ステーションに勤務し現在も活躍中。2009年からは外務省より”カワイイ大使”に任命され、海外にゴシック&ロリータ・ファッションを広める。最近ではテレビのバラエティ、ドラマでも活躍するロリータのカリスマ的存在。

公式ブログ 『青木美沙子のピンクなラブリーな日記

著書 『青木美沙子のカワイイ♥革命 ロリータときどきナース』(竹書房)

監修 『ロリータファッションBOOK』(マイナビ出版)

【インタビュー】 本当に看護師なんですか?

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