関節造影法とは・・・
関節造影法(かんせつぞうえいほう、arthrogram)とは、関節の中に造影剤や空気を注入して関節内の異常を調べる検査方法である。関節造影検査、アルトログラフィーともいう。
膝や肩のほか、手や指の関節を見るために用いられる。
関節造影法では、通常のレントゲン撮影では写らない関節腔の形状、広がりを明らかにすることで、滑膜の増殖や関節面の不整、相対する関節面の適合性、靭帯損傷などによる造影剤の漏出などを調べる1)。
引用参考文献
1)慶應義塾大学病院整形外科.関節造影検査(アルトログラフィー).KOMPAS.
2)扇谷浩文.関節造影.医学大辞典.伊藤正男ほか編.第2版.医学書院,2003,529.(ISBN 9784260005821)