左脚分枝ブロックとは・・・
左脚分枝ブロック(さきゃくぶんしぶろっく)とは、左脚の左脚前枝もしくは左脚後枝のどちらか片方が伝導障害を起こしている状態(どちらもブロックを起こしている状態は左脚ブロックという)のことである。
左脚前枝がブロックになったものを左脚前枝ブロック、左脚後枝ブロックになったものを左脚後枝ブロックと呼ぶ。左脚前枝の伝導が障害を起こすと、心電図において、中等度のQRS延長と高度な左軸偏位が見られる。左脚後枝ブロックでは、高度な右軸偏位を生じる。
引用参考文献
1)L.Brent Mitchellほか.脚ブロックおよび束枝ブロック.MSDマニュアル プロフェッショナル版.