最終更新日 2018/08/21

レーザー屈折矯正角膜切除術

レーザー屈折矯正角膜切除術とは・・・

レーザー屈折矯正角膜切除術(れーざーくっせつきょうせいかくまくせつじょじゅつ)とは屈折矯正手術の一つで、レーザーにて角膜上皮を剥離したのち、角膜切除し屈折矯正を行うものである。PRK (photorefractive keratectomy)ともいう。

 

手術の流れは以下のようになる。
(1)点眼麻酔を行う。
(2)レーザーにて角膜上皮を剥離する。
(3)角膜にレーザー照射をし、屈折矯正を行う。

 

角膜にフラップを作成するレーザー角膜内切削形成術(LASIK)と比較し、角膜上皮を剥離するのが大きな違いである。角膜上皮が治癒するまで傷みがある、保護用コンタクトレンズを装用する、視力改善に時間がかかるといったデメリットがある。その一方でフラップを作成しない分、角膜切除を多く行えるために、より強度の近視・乱視でも適応となる。激しい運動をする人でも施行できるというメリットがある。

 

LASIKと同様に眼科疾患があるときや、角膜に十分な厚みがないとき、授乳中や妊娠中の女性は適応にならない場合がある。

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