最終更新日 2018/07/10

糖尿病性性機能障害

糖尿病性性機能障害とは・・・

糖尿病性性機能障害(とうにょうびょうせいせいきのうしょうがい)とは、慢性的な高血糖によって男性では勃起障害や射精障害、女性では膣内分泌物の低下や性交痛をきたすことである。糖尿病神経障害の一つで、中でも自律神経障害が主な原因である。治療は具体的には、当たり前であるが糖尿病のコントロールを優先し、男性の場合は勃起障害に対してPED5阻害薬(バイアグラテスト)を併用することがある。勃起障害に対するPED5阻害薬の有効率は50~60%程度であるが、中でも血糖コントロールが良好な患者ほど有効率が高い。

執筆: 石野田悠暉

防衛医科大学校病院 腎臓内分泌内科

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