最終更新日 2018/02/06

手話

手話とは・・・

手話(しゅわ、manual communication)とは、主に聴覚障害者が用いる意思疎通の手段であり、手の位置や形、動きを組み合わせて表現を行う視覚的・動作的言語である。

 

『障害者基本法』の改正に伴い、2011年に言語として法律的に認められるようになったが、それまでは言語としては認められていなかった。

 

五十音やアルファベットを表す指文字とともに、名詞や動詞、形容詞を表現する手話が用いられる。手話の語数は数万語にのぼるとされている。古くから重度聴覚障害者の生活の場で使われてきた手話は「日本手話」といわれ、一方で教育の場を中心に日本語の文法に対応し、日本語と手話を一対一対応とした「日本語手話」というものもある。実際には「日本手話」と「日本語手話」の両者が混在して使用されていると考えてよい。

 

手話は世界共通ではなく、各地域によって異なるものである。

執筆: 水 大介

神戸市立医療センター中央市民病院  救命救急センター医長

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