手話とは・・・
手話(しゅわ、manual communication)とは、主に聴覚障害者が用いる意思疎通の手段であり、手の位置や形、動きを組み合わせて表現を行う視覚的・動作的言語である。
『障害者基本法』の改正に伴い、2011年に言語として法律的に認められるようになったが、それまでは言語としては認められていなかった。
五十音やアルファベットを表す指文字とともに、名詞や動詞、形容詞を表現する手話が用いられる。手話の語数は数万語にのぼるとされている。古くから重度聴覚障害者の生活の場で使われてきた手話は「日本手話」といわれ、一方で教育の場を中心に日本語の文法に対応し、日本語と手話を一対一対応とした「日本語手話」というものもある。実際には「日本手話」と「日本語手話」の両者が混在して使用されていると考えてよい。
手話は世界共通ではなく、各地域によって異なるものである。