解剖学的真結合線とは・・・
解剖学的真結合線(かいぼうがくてきしんけつごうせん)とは、骨盤入口部の前後径(縦径)となる岬角(こうかく)中央と恥骨結合上縁中央を結ぶ線のことである。
骨盤入口部の前後径には、この解剖学的真結合線と、産科的真結合線がある。
これらの真結合線と、外結合線(骨盤の恥骨結合上縁中央と第5腰椎棘突起先端直下を結ぶ線)が短い場合、胎児は産道を通過することができない。
産科的真結合線
岬角中央と恥骨結合後面を、最短距離で結んだ線のこと。児頭骨盤不均衡の診断をする際に重要となる。解剖学的真結合線より0.5mmほど短い。