米国生殖医学会とは・・・
米国生殖医学会(べいこくせいしょくいがっかい、American Society for Reproductive Medicine;ASRM)とは、生殖医療に関連する国際的な二大学会のひとつである。
1944年、米国の生殖医療分野を主導してきたメンバーに不妊治療の専門家グループが加わり、発足された。
生殖医学を発展させ、生殖に携わる人を育成し、国際的に認知された学会を目指すことを理念としている。
現在、産婦人科医、泌尿器科医、小児科医、看護師、検査技師、獣医師などが参加しており、多くの日本人医師も所属している。
米国で年に1度開催される学術集会では、世界中の生殖医療に関わる医師や研究者などが研究成果を発表する。
最先端の不妊治療の動向がつかめる機会となり、この場で発表できることは非常に名誉なこととされている。
米国生殖医学会に並ぶ二代学会のひとつは、欧州ヒト生殖医学会(ESHRE:エシュレ、European Society of Human Reproduction and Embryology)である。