合計特殊出生率とは・・・
合計特殊出生率(ごうけいとくしゅしゅっしょうりつ)とは、「15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの」で、一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当する。期間合計特殊出生率と、コーホート合計特殊出生率の2つがある。合計特殊出生率が2.07を上回れば人口増、下回れば人口減となる。
期間合計特殊出生率
ある特定の1年間における出生状況に着目したもので、
コーホート合計特殊出生率
ある世代の出生状況に着目したもので、同一世代に生まれた(コーホート)女性の各年齢(15~49歳)の出生率を過去から積み上げた算出する。「その世代の出生率」を示す。
日本の合計特殊出生率
1981年には合計特殊出生率は1.74だったのが、年々低下し続けて、2005年には1.26まで低下。その後、横ばいから微増となり、2017年には1.43となっている。