石けんによる手洗い | 手指衛生【1】
【監修】
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科
教授 小島 悦子
北海道科学大学保健医療学部看護学科
准教授 久賀 久美子
「石けんによる手洗い」の実施手順
(1) 流水で手全体を濡らし、石けんをつけ、両手掌をこすりながら石鹸をよく泡立てる
(2)指を交差させながら、手掌と指間をよく洗う
(3) 指を交差させながら、手の甲を洗う
(4) 一方の手掌にもう一方の手の爪・指先を擦り合せて洗う
(5)一方の手でもう一方の手の親指を包み込み、ねじるように洗う
(6)最後に手首を洗う
(7)手荒れ防止のため、流水で石けん分をしっかり洗い流す
(8)ペーパータオルで指先から手首に向かって、押さえるように水分を拭き取る
■ポイント■
洗った手で蛇口に触れないように水を止める
⇒手指衛生した箇所が不潔になってしまうため
■ポイント■
ペーパータオルで押さえるように拭き取る際、強くこすると、手あれの原因になるので注意