前腕への包帯の巻き方(環行帯→麦穂帯) | 包帯法【2】
【監修】
京都中部総合医療センター 看護部
包帯法における「麦穂帯」とは?
上腕など太さに変化がある部位に対する包帯の巻き方のこと
包帯法:前腕への巻き方(環行帯→麦穂帯)の実施手順
■ポイント■
手順(1)~(4)は「環行帯(同じ箇所に環状に実施する方法)」で巻く
手順(5)~(6)は「麦穂帯(巻く箇所に太さに変化があるときに実施する方法)」で巻く
=手順(1)~(4):環行帯=
(1)最初は包帯は環行帯(同じ箇所を環状に巻く方法)で巻きはじめる
(2)拇指で包帯の端を押さえ、斜め上に巻きはじめる
(3)転がすように重ねながら包帯を巻く
(4)余った三角形の部分を折り返す
■ポイント■
手順(5)~(6)以降は「麦穂帯」で巻く
=手順(5)~(6):麦穂帯=
(5)麦穂帯は8の字を描きながら交差させるように巻く
(6)最後は環行帯で巻き、固定テープで止める