端座位→立位 | 体位変換【5】

【監修】

筑波大学附属病院 看護部

小山記念病院 看護部

 

体位変換「端座位から立位」:実施手順

(1)患者さんが深く腰掛けているか確認し、前方に充分なスペースを取る

 

(2)患者さんの脚を広げ、足裏をベッド寄りの床に置く

 

(3)支持基底面を広く取って、端座位を安定させる

 

(4)自分の脚を前後に開き、前足を患者さんの足の間に置く

 

(5)患者さんの腕を自分の肩に乗せ、両手のひらで背中を支える

 

(6)重心を低くし、患者さんの上半身を引き寄せ、すくい上げるように重心を移動する

■ポイント■

前傾姿勢でお尻が浮き、膝に重心が移動したら、振り子運動を利用して、タイミングよく引き上げる

前傾姿勢で膝に重心が移動→振り子運動を利用してすくい上げる

前傾姿勢で膝に重心が移動→振り子運動を利用してすくい上げる

 

体が離れていると、安定した重心移動ができず、立ち上がれないので注意

 

(7)立位が安定するまで、肩を持ってしっかり支え、終了

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