便器・尿器の挿入 | 排泄の援助【2】
【監修】
札幌保健医療大学保健医療学部看護学科
教授 小島 悦子
北海道科学大学保健医療学部看護学科
准教授 久賀 久美子
「排泄の援助-便器・尿器の挿入」の実施
(1)手袋を装着する
(2)掛物をかけた状態で、一方の手で患者さんの腰部を支え、もう一方の手で便器を挿入する。患者さんに腰を上げてもらいながら、肛門部が便器の中央にくるように挿入する
(3)女性の場合、会陰部にトイレットペーパーを当てる
(4)手袋をはずし、手指消毒をしたら、ベッドをヘッドアップし、腹圧をかけやすい体位に整える
(5)男性の場合は、ヘッドアップ後に尿器を当てる
(6)ナースコールを患者さんの手元に準備する
(7)排泄後は汚れを拭き取り、寝衣や寝具を整える