子宮底長計測 | 妊娠中の検査【4】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
子宮底長測定の目的
●胎児の成長の把握と予測
●そして羊水量の変化の把握と予測
子宮底長測定の適応
●妊娠中期から実施
子宮底長測定:計測方法
(1)妊婦に仰臥位になっていただき、腹部を露出する
⇒このとき、パーテーションを使用するなどプライバシーには配慮する
(2)触診で子宮底の位置を確認する
(3)恥骨結合上縁を確認する
(4)ひざを伸ばしてもらう
(5)その状態でメジャーの起点を恥骨結合上縁に置いて、子宮底の最高点までを計測する
■ポイント■
もし子宮底がわかりにくい場合は、ヒザを曲げた状態でメジャーの起点を合わせて、その後にヒザを伸ばしてもらうようにすると分かりやすくなる