腹囲計測 | 妊娠中の検査【3】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
腹囲計測の目的
・胎児の成長の把握と予測する
・羊水量の変化の把握と予測する
腹囲計測の適応
・12週以降の妊婦に対して行う
腹囲計測の方法
(1)妊婦に仰臥位になっていただき、腹部を露出する
⇒このとき、パーテーションを使用するなど、出来る限りプライバシーには配慮しましょう。
(2)妊婦にはひざを立ててもらう
(3)へその直上でメジャーを交差させ、腹囲を計測する
⇒妊婦が息を吐いた状態の時に目盛を読み取る
■ポイント■
このとき、ベッド面とメジャーが垂直になるように注意する
(4)メジャーを身体の下から抜き取る
⇒このとき、メジャーを引っ張って抜かないようにする
■ポイント■
摩擦熱でやけどをする場合があるため、注意
⇒少し体を浮かせていただくよう促せば、スムースに抜き取ることができる