沐浴槽への入れ方 | 新生児の沐浴【2】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
沐浴槽への入れ方
(1)左手の親指と中指を使い、新生児の頭頸部を固定する
(2)右手は股間から臀部を固定し、この状態で抱き上げるようにする
■ポイント■
・手のひらに新生児のアタマを載せるような方法は、落下の危険性があるため、必ず親指と中指を使って固定するようにする
・耳は必要に応じて塞ぐようにする
沐浴槽への入れ方
(1)足から臀部という順序で、下肢の末梢からお湯につけるようにする
(2)新生児の股間から臀部にかけて当てていた右手をはずし、全身にお湯をかけるようにする
(3)左手の親指と中指を使って新生児の頭頸部を固定し、落下の危険性を極力回避しながら沐浴をおこなう
沐浴槽へ入れるタイミング
・授乳直後の満腹時や、空腹時の時間帯は避ける
・授乳時間や母親の状況を確認して実施時間を決定するようにする
・新生児の全身観察をあわせて行う場合は、その時間も考慮に入れて全身清拭の時間を決めるようにする