針の廃棄方法 | 針刺し事故の防止【4】
【監修】
京都中部総合医療センター 看護部
鋭利器材専用廃棄容器の特徴
・耐貫通性で、液漏れを起こさないように設計されている
・針を自然に投入することができる形状になっている。足で開閉できるタイプもある
・フタを閉めることができ、万が一倒れたとしても、中身が飛び出さない形状や構造になっている
・土台が付いているなど、誤って倒れにくい構造をしている
容器交換のタイミング
容器の中身がおよそ80%程度に達したら、容器を交換する
⇒中身がいっぱいになっていると、振動などであふれ出たりする恐れもあるので注意
針の廃棄方法
・膿盆などにおかれた注射器や針は、手で捨てず、鑷子(せっし)などを使って捨てる
・組み立て式の鋭利機材線尿廃棄容器を使う場合は、平らな場所で四隅がカチッというまで上ふたを閉じる
・廃棄容器を持ち運ぶ際は、上ふたを持って運ばないように注意する