リキャップ | 針刺し事故の防止【2】

【監修】

京都中部総合医療センター 看護部

 

原則、リキャップは禁止

ポイント リキャップは原則として禁止

しかし、現場においてはリキャップの必要性がある場合もある

やむを得ない場合は、以下の方法でリキャップを実施する

 

「リキャップデバイス」を使用する

リキャップ専用の器具「リキャップデバイス」を使用すると、片手で安全にリキャップを行うことが可能に

 

「片手リキャップ」を行う

キャップを平らな安全な場所に置いておき、そのキャップに針を入れてからリキャップを行う方法

 

「二段階リキャップ」を行う

針にキャップを軽くかぶせてから、確実にリキャップを行う二段階リキャップという方法

 

■リキャップを行うときのポイント■

●針とキャップが直線的に並ぶようなリキャップは絶対に行わない

【理由】直線的なリキャップは、高確率で針刺し事故の原因となる

ポイント 針となるキャップが直線的な位置関係になるリキャップは大変危険

 

●手袋の装着はもちろんのこと、手指消毒も必ず行う

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