仰臥位→長座位 | 体位変換【4】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
体位変換「仰臥位から長座位」:実施手順
(1)自分側の患者さんの手のひらを下に向け、反対側の腕を、胸の上に置く
(2)首の下から腕を差し込み、肩を支える
(3)もう片方の掌で、自分側の肘関節を支える
(4)自分の脚を左右に開き、ゆっくりと起こす
■ポイント■
この際、患者さんの肘を押さえつけないように注意し、めまいや気分不快を起こさないように、後頭部と肩をしっかり支え、自然に起き上れるようにする
(5)両手のひらをベッドに付け、支持基底面を広く取る
(6)患者さんの寝衣を持って腰を後ろに引き、安定させる