口唇の運動(自動) | 摂食・嚥下訓練【1】
【監修】
筑波大学附属病院 看護部
小山記念病院 看護部
「摂食・嚥下間接訓練」の目的
・食物を用いずに咀嚼・嚥下運動に関わる器官へ運動や刺激を加えること
・機能改善、運動獲得を目指すこと
「口唇運動」の目的
・口唇周囲の筋力を高めること
・食物摂取時の口腔内に保持すること
・送り込み時の口腔内圧を高めること
「摂食・嚥下間接訓練」の実施手順
(1)座位など安楽な姿勢をとり、ウーと唇を突き出し、イーと口角に力を入れ、横に引く
⇒この動きを繰り返す
(2)5回から10回を1セットとし、患者さんに合わせて、1日の回数を調整する