バレンタインSP★レンジで作るフルーツ生チョコ2種 ｜ 料理家ナースこうよしのナースごようたしレシピ

こんにちは。現役ママナースで栄養士、Jr.野菜ソムリエのこうよしです。

今回は、バレンタインも近いので旬の果物を使った爽やかな生チョコ2種類をご紹介します。どちらも忙しくストレスの多いナースに取ってもらいたい栄養がたっぷりです。

しかも、レンジで手軽に作れる生チョコ！

美味しく手軽で、美容にも健康にも効果バツグンのお菓子は、友チョコや職場用チョコにもピッタリですよ。

 

特別編『バレンタインSP★レンジで作る！フルーツ生チョコ2種』

• 【1品目】金柑の生チョコ

• 【2品目】レモンの生チョコ

 

 

【1品目】金柑の生チョコ

1つ目は金柑を使った、ほろ苦く爽やかな味わいの生チョコです。

金柑は、レモンと同等のビタミンCを持った果物です。

ビタミンCには、コラーゲンの合成に必要で、シミの元となるメラニン色素の合成を抑える作用があるほか、鉄の吸収を高めたり、抗ストレス作用を持つ副腎皮質ホルモンの合成を促進させる効果があるんですよ。

 

調理時間（目安）

約15分（冷蔵時間含まず）

 

材料（型12×17㎝×高さ3㎝ チョコ20個分）

金柑：2個（40g）

砂糖：大さじ1

チョコレート（ブラック）：3枚（55gのもの）

生クリーム：大さじ3・小さじ2（55ml）

無糖ココア：適量（無くても可）

 

作り方

（1）型にオーブンペーパーを敷く

写真のように、型より少し大きめにオーブンペーパーを切り、型の上に載せます。

四隅を角に向かって斜めに切り、型の中に敷きます。写真の型は、お菓子の入っていた小さな缶ですが、家にあるタッパやお弁当箱、小さなアルミ型でも大丈夫です。

 

 

このように、2つ作っておきましょう。

 

 

＝ここがポイント！＝

型の大きさは目安なので、多少違っても問題ありません。もちろん紙の型でも良いです。型になるようなものがない場合は、牛乳パックの一面を切り取り箱型にして使いましょう。

 

（2）金柑を切り、加熱する

金柑を切ります。種を楊枝などで取り除きながら、1個を16等分にしましょう（1×2cm程度が目安）切れた金柑は、最後の飾り用に20個をそのままに、他はみじん切りにします。

 

 

砂糖をふりかけた金柑は、500Wレンジで2分加熱します。

 

 

（3）生チョコを作る

チョコを刻むか、小さく手で折り、生クリームと共に耐熱皿に入れます。

 

 

ラップをせず500Wレンジで2分加熱しましょう。

加熱後は、素早く泡立て器で混ぜ、みじん切りした金柑とラム酒を混ぜます。このとき飾り用の金柑は入れないでください。

 

 

型に流し入れ、上に飾り用の金柑を乗せます。

 

 

＝ここがポイント！＝

すぐに固まってくるので、作業は手早く行いましょう。

 

（4）冷やし固める

冷蔵庫で、1時間以上冷やし固めます。急いでいる場合は、冷凍庫を使うと30分で固めることができます。

 

（5）できあがり

固まったら、20等分に切り分けます。お好みで無糖ココアを茶こしでふりかけてください。

 

 

金柑の皮に含まれるヘスペリジン（ビタミンP）はポリフェノールの一種で、毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発ガン抑制作用などがあると言われています。花粉の季節到来の今こそ摂りたい成分ですね。

 

 

【2品目】レモンの生チョコ

2品目は国産レモンを使った、レモンケーキのような味わいのとろける生チョコです。

今の時期に出荷されている国産のレモンは、ノーワックス、防カビ剤不使用なので、皮まで安心して使うことができます。レモンは多くのビタミンCを含んでいる他に、疲労回復にも高い効果があるといわれており、クエン酸も豊富です。

 

調理時間（目安）

約15分（冷蔵時間含まず）

 

材料（型12×17㎝×高さ3㎝ チョコ20個分）

レモン：1個

砂糖：大さじ1

ホワイトチョコレート：4枚（40gのもの）

生クリーム：大さじ3（45ml）

粉糖：適量（無くても可）

 

作り方

（1）レモンの皮をすりおろす

レモンをよく洗い、皮をすりおろします。

写真の右に写っているのは、皮のなくなったレモンです。

 

 

＝ここがポイント！＝

黄色い皮のみをすりおろしてください。白い部分をすってしまうと、苦味が出てしまいます。

 

（2）レモンを切り、加熱する

レモンの白い部分を包丁で取り除き、果肉を5mmの厚さに輪切りにします。

輪切りのレモンでも、金柑と同様に1×2cm程度の飾りを20個作りましょう。飾り以外のレモンは輪切りのままで良いです。

 

 

耐熱皿に移したら、上から砂糖をふりかけ、ラップをせず500Wレンジで2分加熱しましょう。

 

（3）生チョコを作る

チョコを刻むか、小さく手で折り、生クリームと共に耐熱皿にいれます。

 

 

ラップをせず500Wレンジで2分加熱したら、手早く泡立て器で混ぜ、すりおろしたレモンの皮を混ぜます。

 

 

型に流し入れたら、飾り用のレモンを乗せてください。

 

 

（4）冷やし固める

冷蔵庫で、1時間以上冷やし固めます。急いでいる場合は、冷凍庫を使用すると30分でかたまります。

 

（5）できあがり

固まったら、20等分に切り分け、お好みで粉糖を茶こしでふりかけましょう。

 

 

余った輪切りのレモンは、最初の写真のように飾りに使っても良いですし、そのまま美味しく食べることもできます。

 

今回ご紹介した2種のフルーツ生チョコは、小箱でたっぷり40等分もあるので、職場に持って行っても十分な量ですね。作った型のまま切りわけることができるので、持ち歩きにも便利で、可愛らしい箱などで作っても良いですよ。

友チョコや職場チョコだけでなく、本命チョコにも使っていただけたら嬉しいかぎりです。

 

手軽ながらも、美味しくお洒落な1品となっていますので、みなさんぜひ試してみてください。

 

次回は「すし酢で簡単！鳥の照り焼き」をご紹介します。お楽しみに！

 

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【荒井希枝】

育児をしながら看護学校を卒業し、病棟に勤務。看護師のほか、栄養士、Jr.野菜ソムリエの資格も保有し、テレビや雑誌などで活躍中。

・クックパッド「こうよしのキッチン」

・ブログ「ママがナースになったらしい～野菜ソムリエこうよしの簡単おいしいキッチン」