2020/09/16 のクイズ
- 1. 妊娠糖尿病は妊娠による耐糖能異常なので、治療は必要ない。
- 2. 妊娠糖尿病の治療は、経口血糖降下薬を中心に行う。
- 3. リトドリン塩酸塩を使用する場合は、急激な血糖下降を避けるために硫酸マグネシウムの使用も考慮する。
- 4. インスリン療法中は、血糖安定のため、妊娠経過に伴うインスリン投与量増加はやむを得ない。
挑戦者8246人 正解率34%
- 1. 妊娠糖尿病は妊娠による耐糖能異常なので、治療は必要ない。
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不正解
妊娠糖尿病とは妊娠中に初めて発見または発症した一過性の耐糖能異常であり、通常の糖尿病とは区別されますが、治療は必要です。血糖管理を基本とし、食事療法、血糖自己測定、インスリン療法を行います。なお、出産後も続くと思われる通常の糖尿病や糖尿病合併妊娠は、この妊娠糖尿病には含まれません。
- 2. 妊娠糖尿病の治療は、経口血糖降下薬を中心に行う。
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不正解
経口血糖降下薬は胎盤通過性があるため、妊娠中には使用できず、必要ならインスリン治療を開始します。インスリンは胎盤を通過しないため、妊娠中でも使用可能です。
- 3. リトドリン塩酸塩を使用する場合は、急激な血糖下降を避けるために硫酸マグネシウムの使用も考慮する。
-
不正解
切迫早産時の治療として使用するリトドリン塩酸塩は、血糖を下降ではなく、上昇させます。したがって、妊娠糖尿病で高血糖の場合は、代替薬として硫酸マグネシウムの使用を考慮します。
- 4. インスリン療法中は、血糖安定のため、妊娠経過に伴うインスリン投与量増加はやむを得ない。
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正解
妊娠糖尿病の妊婦には、疾患を受け入れ、自己管理によって食事療法、血糖自己測定、インスリン療法に取り組むようなサポートが重要です。特にインスリン療法を行っている場合は妊娠経過とともにインスリン投与量が増加しても、必ずしも病態が悪化しているわけではなく、血糖が安定していることが重要であることを伝え、妊婦の不安を増幅させないように配慮することが必要です。
引用参考文献など
1)日本産科婦人科学会ほか.産婦人科診療ガイドライン-産科編2017.(2020年8月閲覧)
2)森 恵美ほか.合併症を有する妊婦の看護 糖尿病.母性看護学各論.系統看護学講座専門分野Ⅱ 母性看護学2.第13版,医学書院,2016,93.
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